都立高校防災訓練ウェルシュ菌食中毒!被災時なら被害拡大!

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都立高校の防災訓練で集団食中毒が発生しました。
食中毒の原因となったのが…
アルファ化米のわかめ御飯に付着していた
ウェルシュ菌。
…なんとも聞き馴染みのない食中毒について調べてみました。

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ウェルシュ菌が原因の都立高校食中毒!高校生は何を食べた?

 
今年もこの時期がやってきました。
”食中毒”の時期です。
毎年梅雨の時期から夏にかけて”O-157”という食中毒が猛威を振るいますが、
今回発生した食中毒は”ウェルシュ菌”
うーん…
聞いたことが無い!
という事で、まずは都立高の学生が一体どうやって感染したのか、
報道されているニュースの概要についてまとめてい行きますね。

 

今回集団食中毒が発生したのは江戸川区にある”都立小岩高校”の1年生です。

東京都の発表によると、5月19日に都立小岩高校1年生358人を対象に行われた
1泊2日の防災訓練の際に食中毒が発生しました。

学生は実際に学校に宿泊をして、有事の際に備える訓練を行っていました。
その訓練の夕飯に出されたのが備蓄していた乾燥わかめとご飯を
それぞれお湯で30分戻した後に混ぜ合わせ、
わかめご飯にしたものでした。
要するに、実際に”非常食”を作って食べてみるという
実践を兼ねた訓練でした。

しかし、この”わかめごはん”を食した生徒112名が
腹痛や下痢などの症状を訴えました。

発症の時間から夕飯で食べた非常食に原因があるとし、調査したところ、
アルファ化米のわかめごはんのわかめに
微量のウェルシュ菌が付着していることがわかりました。

 

集団食中毒にかかった112名の生徒はいずれも軽症だったとの事です。
また、今月2日に防災訓練を行った別の都立高校2校でも
同様の症状が数十人の生徒に確認されました。
こちらの防災訓練にも小岩高校で集団発生した時と
同じアルファ化米のわかめごはんが使用されていました。
東京都は現在詳しい調査を行っています。

 

そして、このアルファ化米の非常食は都立高校の特注品で、
全ての都立高校に15万6000食分を配布していますが、
一連の事件を受けて、今月8日に摂食を控えるよう通知しました。

都立高校で発生した食中毒。
今回の原因は”アルファ化米”のわかめごはんの
わかめに付着していた”ウェルシュ菌”。
聞き覚えのないアルファ化米とウェルシュ菌とは一体何なのでしょうか?

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ウェルシュ菌には注意!アルファ化米は日本の文化を支えていた!

 
あまり聞き馴染みのないアルファ化米とウェルシュ菌。
ウェルシュ菌は恐ろしい菌であることは何となく想像できますが、
意外にもアルファ化米は日本の文化を支えていたのです!
まずは、アルファ化米について調べてみました。

≪アルファ化米≫
アルファ化米(アルファかまい)とは、炊飯または蒸煮(じょうしゃ)などの
加水加熱によって米の澱粉をアルファ化(糊化)させたのち、
乾燥処理によってその糊化の状態を固定させた乾燥米飯のことである。

[引用;Wikipedia]

こんな時、困ったらまずはwikiさんかGoogleさんですね。
という事で、今回はwikiさんの文献を参考にさせていただきました。

…が、良くわからない!

簡単に言ってしまえば、
戦時中に保存食として重宝されていた”糒(ほしい)”の様なものなんです。

何も工夫せずただ天日干し乾燥をさせるだけでは
お米も急速な感想により老化してしまうため、
特別な乾燥処理を施して糒よりも乾燥後の粘度が残っているのが特徴的です。


[出典;アルファ―食品株式会社]

実際に頂く際はお湯に30分程浸して”ごはん”に戻します。
長期保存が可能なため、非常食用として近年注目を集めています。
味もただの白米だけでなく、様々な炊き込みご飯の味もあり、
長くて苦痛な避難生活に少しでも楽しみが増えるように工夫されています。

 

では続いて、問題のウェルシュ菌についてですね。

≪ウェルシュ菌≫
ウェルシュ菌は、土や水の中、健康な人や動物の腸内など
自然界に幅広く生息している細菌。
特に牛・鶏・魚が保菌していることが多く、注意が必要です。

[引用;SARAYA]

実は、ウェルシュ菌はとっても身近に存在している菌だったのです。
しかし、問題なのは”加熱対応”だけでは滅菌できないという事なんです。


[出典;東京都福祉保健局]

ウェルシュ菌の天敵は意外にも”空気”なんです。
そのため、粘り気の強いカレーやシチューなどの煮込み料理を大量に作る際、
最も注意しなければなりません。
大量に作ると鍋底と上部を均等に撹拌しにくいため、
鍋底の方に空気が行かず、菌が繁殖しやすい絶好の環境となってしまうんです。

また、”芽胞”を一度作ってしまうと、通常の加熱では死滅しないというのも特徴です。
そのため、芽胞が出来るよりも前に、
調理中はよくかき混ぜることを心がけましょう。
そして、調理後は早めに食べきり、室温で放置せず、
残りを保存する場合は速やかに粗熱を取って冷蔵庫に保存しましょう。
これがウェルシュ菌を繁殖させないポイントです!

ウェルシュ菌の潜伏期間は6時間~18時間。
平均的には10時間とされています。
主な症状は腹痛、下痢ですが、軽症で済むものがほとんどです。

 

今回、有事の際の防災訓練で起こってしまって食中毒。
これが本当に”有事の際”であれば医療機関もマヒし、
本来は軽症で済むはずの食中毒も適切な治療を施すことが出来ず、
2次災害、さらには3次災害と被害が拡大していたかもしれないですね。

今回のこの一件はただの食中毒で終わらせることなく、
本当の意味での”防災”を考えさせられるものとなりました。

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